eSIM(イーシム)とは、スマートフォンに内蔵されたチップに、通信事業者からSIMプロファイルをダウンロードして使う「内蔵型SIM(embedded SIM)」のことで、プラスチックのSIMカードがなくてもモバイルネットワークにつながります。トラベルシム(旅行用eSIM)とは、海外旅行のために追加するeSIMのことで、普段の回線に電話番号を残したまま、現地のネットワークでモバイルデータ通信が使えます。Bcengiなら、1つのトラベルシムが200以上の国で使え、有効期限のない残高で利用できます。
eSIMの仕組み
このチップはeUICCと呼ばれ、eSIMプロファイルを保存します。プロファイルはQRコードを読み取るか、提供会社のアプリから追加し、スマートフォンがインターネット経由でダウンロードします。デュアルSIM対応のスマートフォンなら、自分の電話番号とトラベルシムのように二つの回線を同時に使え、モバイルデータ通信にどちらの回線を使うかは設定で選びます。
eSIMと物理SIMの違い
| eSIM | 物理SIM | |
|---|---|---|
| どんなものか | スマートフォンに内蔵されたチップにダウンロードするSIMプロファイル | 取り外せるプラスチックのカード |
| 入手方法 | QRコードやアプリでダウンロード | 店頭や郵送でカードを受け取る |
| 二つの回線を使う場合 | 複数のプロファイルを保存でき、同時に使える数は端末によって決まる | カード2枚にはSIMスロットが2つ必要 |
| スマートフォンが盗まれたら | 端末から取り出せない | 端末から抜き取れる |
| 対応機種 | eSIM対応モデル(下記で確認できます) | SIMトレイのあるスマートフォン |
| 海外では | 自分の回線に加えてトラベルシムを追加 | 空きスロットに現地のSIMを挿す、カードを差し替える、または国内のプランでローミングする |
eSIMに対応しているスマートフォンは?
お使いの機種は対応機種一覧で確認できます。ご契約の通信事業者以外のeSIMを使うには、SIMロックが解除されている必要があります。スマートフォンでの確認方法は次のとおりです。
- iPhone:設定 > モバイル通信 に「eSIMを追加」が表示されます。
- Samsung Galaxy:設定 > 接続 > SIMマネージャー に「eSIMを追加」が表示されます。
- Google Pixel:設定 > ネットワークとインターネット > SIM に「eSIMを追加」が表示されます。
SIMロックが解除されたiPhoneでは、設定 > 一般 > 情報 の「SIMロック」に「SIMロックなし」と表示されます。Androidの場合はこちらで確認方法を紹介しています。
トラベルシムが海外旅行に向いている理由
旅行用eSIMは、普段の回線を置き換えるのではなく、その隣に追加して使います。
- 自宅のWi-Fiでインストールでき、海外でオンにするまでデータは使いません。
- 自分のSIMはそのままなので、いつもの電話番号で連絡がつきます。
- 一度の旅行で複数の国を回っても1つのeSIMで足り、再インストールも不要です。
eSIMの入手方法
自分の電話番号のeSIMは、ご契約の通信事業者が提供します。Bcengiで海外のデータ通信を使うには、次のように進めます。
- travel.bcengi.comまたはBcengiアプリで登録します。
- モバイルデータ用の残高をチャージします。開通は無料で、支払うのは使ったデータの分だけです。自動チャージは任意で、チャージ額の日次上限は自分で設定できます。
- 出発前にWi-Fiにつないで、QRコードからeSIMをインストールします。各手順はiPhoneとAndroidのガイドで紹介しています。
- 対応する渡航先に着いたら、モバイルデータ通信にBcengiを選び、その回線のデータローミングをオンにします。
Bcengi:どの旅行にも使える1つのトラベルシム
旅行用eSIMの多くはパッケージ販売です。一つの国や地域で使える決まった量のデータを、決まった日数だけ使えるものです。Bcengiは、パッケージではなく残高で使います。
- 200以上の国で1つのeSIM:一度インストールすれば、どの旅行でも使えます。
- 有効期限のない1つの残高:ある旅行で残った分は、次の旅行で使えます。
- 滞在している国の料金で従量課金:料金はGB単価で表示し、利用量はKB単位で計測します。イタリアのデータ料金は1.15ドル/GB、アメリカは1.73ドル/GBです。
- データ容量を選ぶ必要なし:対応国ならどこでも同じeSIMと残高が使え、必要なときにチャージするだけです。
2026年 国際モバイルデータ利用レポートでは、7日間の旅行の利用量の中央値は1.38 GBで、イタリアなら約1.59ドルです。対応する渡航先の料金はこちら。残高の仕組みはさらに詳しくのページで説明しています。
よくある質問
お使いのスマートフォンがeSIMに対応していて、SIMロックが解除されていれば、おすすめです。なくす心配のあるカードも、郵送を待つ必要もなく、自分の回線とトラベルシムを1台のスマートフォンに入れておけます。
eSIMのデメリットは何ですか?ほかの会社のeSIMを使うには、スマートフォンがeSIMに対応していて、SIMロックが解除されている必要があります。インストールにはインターネット接続が必要なので、旅行前にWi-Fiで済ませておきましょう。スマートフォンを買い替えたときは、Bcengiサポートに連絡すれば新しいeSIMプロファイルを発行します。残高はアカウントに残ります。
eSIMに電話番号はありますか?プランによります。通話・SMS・電話番号が付いたeSIMもあれば、データ専用のものもあります。Bcengiはモバイルデータを提供するので、通話やメッセージはWhatsAppなどのアプリで行います。
電話番号とWhatsAppはそのまま使えますか?はい、電話番号は普段の回線に残ります。モバイルデータ通信にBcengiを選んでその回線のデータローミングをオンにし、普段の回線ではデータローミングとモバイルデータ通信の自動切り替えをオフにします。普段の回線での通話とSMSは、ご契約の通信事業者のローミング条件に従います。WhatsAppは電話番号はそのままで、Bcengiのデータで動きます。二つの回線の設定方法もご覧ください。
SIMをeSIMに変更するには?ご契約の通信事業者にお問い合わせください。iPhoneでは、通信事業者が対応していれば、設定 > モバイル通信 > eSIMを追加 を開き、自分の電話番号を選んで「eSIMに変換」をタップします。トラベルシムは変換の必要がなく、いまのSIMと並べて使えます。
